肺と心臓の関係

事故や災害などがあったときのニュースで
「被害者が心肺停止の状態で…」という言葉を耳にしたことはありませんか?

 

そうなんです。心臓と肺は、一緒に考えられることが非常に多い臓器なのです。
なぜ一緒に考えられることが多いのか、それにはこの2つの臓器のはたらきが関係しています。

 

 スポンサード リンク

心臓と肺の位置

まずは体の中の心臓と肺の位置を見てみましょう。
肺は胸の大部分を占めている臓器であり、それぞれ左右に1つずつあります。
ちなみに右のほうが大きく左のほうが小さくなっています。

 

そしてその肺に挟まれるような形で心臓があります。
この3つが並んでいることによって「肺循環」というものが成り立っています。
肺循環とは、心臓に帰ってきた二酸化炭素と肺に取り込まれた酸素が
交換される仕組みのことを言います。

どちらかだけでは成り立たない循環

体の循環には先ほどの「肺循環」ともうひとつ「体循環」というものがあります。
これは、肺と心臓、そのどちらかが欠けてしまったら成り立たなくなるものなのです。

 

全身に栄養を運び、同時に不要物を回収した血液は一度心臓へと戻ります。
ここで不要物と栄養を交換しているのです。

 

さらに肺動脈を通って肺へと送られた血液は二酸化炭素と取り入れた酸素を交換しています。
これが「ガス交換」です。そして交換した血液は心臓へと戻されて全身へ送り出されていきます。

 

つまり、心臓と肺、この2つがあるからこそ、私達は生きていることができるというわけです。
全身に栄養を行き渡らせる体循環、そしてガス交換をする肺循環、
このどちらかが欠けても私達は生きていけません。

 

心臓と肺は一心同体とも言える存在です。
心臓が止まれば肺も機能できませんし、肺に何かしらトラブルがあれば心臓もまた機能することができません。
肺機能低下の状態になれば、十分な酸素を心臓は手に入れることができなくなってしまうのです。

 

どちらも大切にしていくことが、私達が健康的に生きていくうえでは必要不可欠であるといえるでしょう。

スポンサード リンク